バファリン

再来週あたりを予定している入院を前に、以前入院したときのことを思いだしたので記しておく。

19歳の頃、40度以上の熱が3日間続いたことにより入院をさせられた。6人部屋だった。入院翌日だっただろうか、向かいのベッドにヤンキー少年が入院してきた。医師と母親に連れられて部屋に入ってきた少年は「うるせぇんだよ!」「なんだよテメぇ知らねぇよ!」など、医師が質問をする全てのことに対して反抗的な態度を取っており少々暴れてもいたので、代わりに母親が答えていた。しばらくその状態が続いていたが、「飲めない薬はありますか?」の問いに対して急に素直に「バファリン」と答えた。母親も「そうなんです。この子バファリン飲めないんです。」と。よほどバファリンがダメなのか何なのか、その落差になんだかすげぇなぁと思ったが、真正面にいたので笑えなかった。入院から数日経つと、あの暴れっぷりは何だったのかと思うくらいにチャラくなっていった。看護婦さんに「ブラジャー何色?」と聞いていた。
しばらくすると、自分とは逆側の壁際のベッドにヤクルトの二軍の選手が入ってきた。昼休み等の休み時間になるとこんなにいたのかと思えるくらいにたくさんの看護婦さんたちがベッドのまわりに群がっていた。正面のベッドにはチャラいヤンキー少年、逆側のベッドの周りにはチャラい看護婦たち。なかなか楽しい入院生活だったことを覚えている。

再来週からの入院生活。どのような出会いがあるのだろうかと思うと少々楽しみでもある。