病室とドライヤー

担当の先生から「病室はどれを希望しますか?」と問われた際に、2人部屋を第一希望とすると伝えておいた。
病室は大きく分けると3種類ある。個室、2人部屋、4人部屋だ。個室は1日あたり2万円ちょっとの差額を支払えば借りることができる。2人部屋は2千円ちょっと、4人部屋は差額無しの無料だ。個室にはさらに特別室というものがあり、上は差額が1日20万円以上、下は3万円台と幅広い。それらのなかのどの部屋をチョイスするのかということだが、突然聞かれても正直なところ選びづらい。2人部屋と4人部屋は同室になる方との相性もあるだろう。手術後の自分が寝ていることが多いのかそれとも動き回っているのかにもよるだろうから、その時になってみないとわからないだろうし。よって、とりあえずは無難であろうと思われる2人部屋をお願いしておいた。
しかし入院することが決まってから実際に入院するまでの間に時間があったからなのか何なのか、本当に2人部屋がベストなのかと迷い始めてしまった。一人当たりのスペースは4人部屋よりも狭い。カーテンを開けるとすぐ横には同室の方のベッドがある。つまり添い寝に近い状態になる。そして何よりも気になるのは、自分がかけられる迷惑よりも自分がかける迷惑のこと。いびきなり、生活音なり、自分に起因する何らかがご迷惑となってしまうことが最も気にかかる。数日間迷ったものの、やはり第一希望は個室へと変更していただくことにした。お金はかかるものの、病気以外にストレスを抱えていたくは無いし。

なお、病室にドライヤーがあるかどうかを調べていたら、部下から「旅行じゃねーよ!」と笑われた。寝癖なんて気にしてる余裕は無いだろうし、そもそもそんなもん誰も気にしてねぇよと。絶壁には絶壁にしかわからない悩みがあるんだよ、このやろう。