退院(入院生活まとめ)

これから数時間後に退院手続き。
舌癌の手術のために入院して11日目、手術してから10日目での退院は早かったように思える。既に心は退院後に向かっているが、自分と同じく舌癌という悩みを抱えている方のためにもこの入院生活を簡単にまとめておくことにする。術前のことは過去の日記を参考にしていただきたい。

手術は全身麻酔にて行われる。全身麻酔から覚めたあと、痰なのか膿なのかはわからないが、口内に多くの粘液が溜まっているため口呼吸が困難になる。粘液は吐き出すしか無さそう。あらかじめ枕元にティッシュ等を置いておくと良い。粘液は数日間出続ける。この粘液との戦いが入院生活最大の山場だったように思える。

切除および縫合した患部以外では喉に痛みを感じる。手術時に喉に入れたパイプによる影響とのこと。自分の場合はその痛みが9日間ほど続いたため食事に支障が出た。酸味のあるものや口内にくっつきやすいネバネバしたようなものは痛くて食べることができない。自然治癒するまで我慢するしか無い。

術前、術後ともに口内を清潔に保っておく必要がある。食後のうがい、歯磨き(術後は歯磨き粉は付けない)、舌ブラシは必須。

術後、舌は大きく腫れる。その腫れにより数日間は会話をすることができない。筆談をすることになる。自分はブギーボードという電子メモパッドを持って行ったが、かなり助けられた。舌の腫れは日にちの経過とともに治まってくる。

術後、水を飲むことの許可を得られたとしてもいつも通りに飲むとむせることになる。舌を自由に動かせないことが原因。口先から少量づつ口に入れると良い。

全身麻酔ゆえ尿道カテーテルを使用することになる。カテーテルを抜いてから数日間は排尿のたびに尿道に痛みが走る。排尿を重ねるごとに痛みは消えていく。なお、カテーテルを抜く際に激痛が走ると聞いていたが、全く感じなかった。

病室は個室をお勧めする。入院保険や癌保険に加入しているのであれば個室を使用しても元は取れるものと思われる(ご自身でご確認ください)。病室の作りにもよるが、周りへの迷惑を気にしながら口内の粘液をはき出したりうがいや歯磨きをすることは非常に疲れる。トイレやシャワーの順番待ちや汚れも然り。もしまた入院することになっても迷うこと無く個室を選ぶと断言できる。

頭に浮かぶのはこのくらいか。目前に舌癌の手術を控えた方々の一助となれば。