「普通」の有難味

舌癌になってからいろいろなことのハードルが下がったように思う。ハードルが下がったというか、とても単純な生き方ができるようになりつつある。今までは常に何らかの目標が頭の中にあり、それを達成することを目指して動いていたように思うけれど、今はそんな立派なものは持ち合わせていない。強いて言うなら普通に生きていくことが目標だろうか。これは自虐でも何でも無く、今の自分はとても心地よい状態を保つことができている。フラットな状態で過ごすことができている。そのうえで「普通」の有難味を感じている。そのうち欲も湧いてくるだろうけれど、それはそれでその時に対応すれば良い。過去を悔やむことも無く、未来に不安を感じることも無く、毎日を当たり前のように過ごすことができているだなんて幸せなことでござるよ。